【育児8】第46話 新米ママの産後メンタル崩壊事件簿③~旦那よ、ガルガル期って知ってるか?~

育児

こんばんは、共働き年収800万夫婦の妻みほやんです。

前回のメンタル崩壊事件簿では

モールで大ゲンカし、仲直りしたものの心の中にもやもやが残っている

と言うお話をしましたが

今回はその続編です。

 

大ゲンカをした経験から、

“小さい事でもためておくと大きな怒りにかわってしまう”

というのを学んだので、

して欲しいことは我慢せずに言うようにして

二度とあんな大ゲンカをしないように努めていたのですが、

そんな努力をしていても

私達は2回目の大ゲンカをしてしまいました・・・。

 

 

言葉の真意をちゃんと伝えなかったのがケンカのきっかけ

普段通り、仕事から帰ってきた旦那と会話していた時の事でした。

子どもができて、収納スペースが必要になってきたので

以前から私たちは「壁を有効活用して収納棚を作れないかな」

という話をしていて、その日もその話をしていました。

普段の休みは赤ちゃんの物を買いに行ったりとか

食料品を買いに行ったりとかで忙しくてなかなか時間がとれないのですが

何も予定のない休日ができたら

そろそろ材料を買いに行ったりしてDIYをはじめたいなと旦那が提案してきました。

「いつやる?」

と聞いてきた旦那に対して私は

「そっちがやれるタイミングでいいよ」

と答えました。

すると旦那は

「え、俺が全部きめてやらなあかんの?」

と言ってきました。

私はなんでそこに疑問を抱いたのかよくわからなかったのですが

旦那がDIYしたいって言ってたから旦那が段取り組むのは当然の事だと思いました。

それに、私は基本的に赤ちゃんの事で頭がいっぱいなので

どういうデザインで何センチでどの木材でどの日程でとか

いちいち考えてる余裕がありませんでした。

そんなことどうでもいいって感じでした。

まぁでも、そんな突き放した感じで言うと怒り出すと思ったので

ひとまず

「私は基本ずーっと休みみたいなもんやから、

そっちが出来るタイミングでやってくれたらいいし

私はずっと家にいるからゆってくれたら手伝うけど?」

とやんわり返答したのですが、

何が気に食わなかったのか

「え、じゃあデザインとかこだわりないんやんな?

どんなんができてもええんやな?」

と謎の確認をしてきたので、

「どんなんができても」ってどんな変なデザインにしようとしてるねん

と思って

「や、今の部屋の感じ的にイケアの棚とか机とか

白っぽい木目調の家具が多いから白っぽいナチュラルな感じにしてくれたら

私はそれで問題ないけど。」

と変な方向に行かないように例を示したのですが、

「ナチュラルってどんなのよ?

木の色もめっちゃいっぱいあるからどれがいいかわからんし。

勝手に選んできてこれじゃないって言われたらこっちもだるいわ。」

てな感じで、具体例を示せと言ってきて、さらに

なんか私がめっちゃ文句言うみたいな感じで難癖つけてきたので

だんだんイライラしてきて

「私は別にこれじゃないとあかんとかはないで?

あのイケアの棚みたいな色やったらいいから

それに似たやつにしたらええやん。」

と言ったのですが

イケアの棚って何色よ?それと同じのないかもしれんし、

違うの買ったらこれじゃないって言われるやん」

とグダグダ言ってきて、

その後も

「どんなデザインにするん?

 なんかDIYのYouTubeとか見てたから

 参考にした人とか教えてくれたらそれ見て

 デザインが私の思ってるデザインと違ってないか確認するけど?」

といえば

「参考にした人とかおらんし。自己流でやるから。

 色々見てたけどいちいちこの人とか覚えてないし。」

と言って「初心者の自己流とか大丈夫かよ?!」と

こっちの不安を煽ってきたりして

とにかくどんなデザインができるかもわからないし

こっちが協力したり意見を言おうとしても

ベース(AさんのデザインとBさんのデザインで迷ってるとか

1番の色か2番の色かで迷ってるとか)がないので

ので意見のすり合わせが全然できず、

私も私で忙しいのでいちいち旦那が見たDIYのYouTubeを探して

「Aさんのデザインでいこう」と言ったり

木材に塗る色の色見本を調べて「〇番の色にしよう」

と提案する余裕がなかった(というか旦那がやってくれよと思ってた)

のでめんどくさくなって

「じゃあもう好きにしたらええやん」

と言ったのですが

「もうそんなこと言うんやったらDIYやめようかな。

一人でやるの大変やし。」

とか言ってきて、「は?なんでそうなるねん。」

と思ったのですが、

今はそんなこと言ってるけど

収納スペースがないという課題はあるので

結局また棚を作らなければいけなくなることを考えると

DIYはやる方向で行って欲しいと思ったので

「もう私は何も言わんから好きにしたらいいやん。

棚は棚で必要なんやから。」

と言って、とりあえずその日は晩御飯の時間だったので

ケンカを中断して晩御飯を食べて寝ることにしました。

 

 

一旦はケンカは収束しましたが、

心の中では

「またケンカになったし。

基本ガルガル期とかいうやつでイライラしてるけど

なるべく旦那にはイライラを出さへんようにしてたのに…

向こうからイライラを煽ってくるとかマジありえへんわ。

イライラを出さへんように努力してるのがアホらしくなってくるわ。」

と思っていました。

 

 

ケンカになるような話じゃないのにケンカになるのがうんざり。

そもそもDIYをするってそんなにケンカになるような話題ではないですよね。

それなのにケンカになるのは何ででしょうか?

<旦那の目線>

後々聞いたら、旦那は勝手にしてと言う態度を取られたのが嫌だったみたいで

勝手にしてと言う割にこだわりがありそうで勝手にできないのも

しつこく「どんなのができてもええんやな」と確認してきた理由だそうです。

 

そもそも旦那が私に対して「こだわりが強い」という先入観があるのが良くない気がします。

 

ナチュラルテイスト(白っぽい木目調)って今どき無印とかセリアとか

あらゆるところで取り入れられてるし、

こだわりと言うほどのこだわりではないから、

そんな難しいことを言ってないと思うのですが

私に対する先入観で旦那は細部まで確認しておかないと後で文句言われると思ってたようです。

 

<私の目線>

私はと言うと、素人が自己流でやると宣言し「どんなのができてもいいんやな」

と謎の最終確認をしてきたことでものすごく不安を煽られて

旦那が変なのを作ろうとしていると思ったので

それを阻止しようと「ナチュラルテイストで」と意見を言ったら

具体例を示せと言ってきてマジでめんどくさいし

こっちは忙しいのに臨機応変にできひんのかとイライラしました。

 

あと、“私がめっちゃ文句言うから旦那が好きなのを作れへん”

と言ってるかのような

言い回しが節々にあって腹立ちました。

さらに、こっちが赤ちゃんのことで頭いっぱいになってるということと

赤ちゃんを連れて出かけるのが大変だから極力出かけたくないという

気持ちを汲み取ってくれなかったことも引っ掛かりました。

DIYの材料を一人で買いに行こうとせず、

勝手に行ってきてと言ったら怒ったことが

こっちらからしたら逆にイラっとしました。

あとこっちがどんなデザインにしてほしいかを示さないといけなかったのも

イラっとしました。

「私がそれどころじゃないの察しろよ」と思いました。

妻に怒られないようにしつこく確認し、一人でやろうとしない夫

赤ちゃんの事で頭いっぱい、一人でできることは勝手にやって欲しい妻

お互い求めてることが真逆だったのでケンカになるようなことじゃなくても

ケンカになってしまいました。

 

それ以降しばらくの間うちでは

「DIY」の話は禁句になりました。

 

 

旦那にとってはただのケンカ、私にとっては離婚問題。

翌日、旦那は一人でDIYの材料を買いに行ったのですが、

その前に少しDIYの話をしただけでもやっぱりケンカになりました。

 

こんななんでもないような話をするだけでケンカになるって

この先大丈夫かな?

 

後日、旦那が仕事に行っている時、

家で赤ちゃんと二人きりだった私はネガティブ思考で

ケンカの事を振り返りグルグル悪い方向ばかり考えていました。

 

赤ちゃんを育てる環境として

親がケンカばかりをしてるって大丈夫かな?

 

二人目も欲しいと思ってたのに

こんな嫌なことを言ってくる人を今は好きと思えないし

妊活なんて無理だ・・・。

 

気持ちとしては離婚したいけど、

子どもにとって親が離婚してるのってかわいそうだし

やっぱり私が気持ちを押さえて

何でもないように夫婦をやっていくしかないのかな・・・

 

でもこのモヤモヤした気持ちを何とかしないと

我慢できなくて旦那に離婚したいって言ってしまいそう(>_<)!!

 

 

 

今まで自分が離婚を考えるなんて全く思っていなかったのに、

なぜかこの時は「ケンカした→離婚したい」の思考しか頭にありませんでした。

 

ただ、子どものために離婚は避けたいという冷静さはまだあったので

旦那が帰ってくるまでにこの危険な思考を落ち着かせたい

と思った私は、

「夫婦関係 修復」で検索して見つけた

「特定非営利団体 よつば」にメールを送りました。

意外なきっかけで離婚騒動が鎮火🚒

「特定非営利団体 よつば」さんはメールを送ったら

その日のうちにメールを返信してくれました。

そして、「このままメールでお話を聞くか、

そちらがよろしければお電話でお話を聞きます」

と言ってくれました。

 

その日のうちにお話を聞いてもらえるということで、

私はその人に全部打ち明けてモヤモヤした気持ちを晴らしてもらおう

と思いました。

 

ケンカの経緯がダラダラと長くて

メールで打つのが大変だったので電話をお願いしました。

 

すると電話がかかってきて、

担当の方は女性の方でした。

 

私は今回のケンカについてと、

今まではケンカしたことなかったのに

しょうもないことでケンカになってしまうこと、

 

初めての育児で大変なのに

旦那が率先して手伝ってくれないことや

ケンカになった時に折れてくれずに

ガルガル期の私に対して言い返してきて

さらにケンカが悪化するという対応の仕方を目の当たりにして

前より旦那の事が嫌いになってしまっていること、

 

離婚が頭によぎっているけど、子どものためには離婚は避けたい

 

どうやって旦那が嫌いと言う感情を消し去って

離婚を回避したらいいのか?

を相談しました。

 

担当の方のアドバイスとしては

「相手の嫌いな面だけを見てしまうと嫌いにしか思えないので、

相手の良い面を見て嫌いの感情を持たないようにしましょう。」

 

 私「良い面があるのはわかるけど、

   喧嘩の時に言われた冷たい言葉をチャラにするのが難しくて、

   いい人ぶってるけど本心ではこう思ってるんだな~って

   頭から消えないんですよね…」

 

「それはあなたが許す心を持たないと夫婦なんてやっていけませんよ。」

  

 私「はぁ・・・そうですか・・・。」

 

「言い返してくるというのは、

相手もあなたの事をそう思ってるかもしれませんよ。

あなたの育った家庭環境ではお母さんの方が強くて

お父さんがケンカで言い返さずにケンカが終わっていたのかもしれないけど、

それが当たり前ではないから、

相手が逆のパターンだったのならそれに合わせていくことも必要ですよ。」

 

 

「ケンカの時にこれが嫌だったからこうして欲しいというのではなくて、

ケンカしてない時に要望を柔らかい口調で伝えるようにしましょう。」

 

 私「仲の良い時に言うのが難しいんですよね…。

   せっかくいい雰囲気なのに『あの時こうして欲しかった』って言うと

   相手の機嫌が悪くならないか怖くて。そこからケンカになるのも嫌だし。」

  

「そうでしょうか?すでにあなたは結構意見を言えてる方だと思いますよ。

 世の中にはDVとか夫が高圧的で意見が言えないというような、

 あなたよりももっと深刻な方がいらっしゃいますからね。」

  

  私「はぁ・・・そうですか・・・。」

 

 「子どものためにって言うなら、やっぱりあなたが考え方を変えて

 うまく夫婦生活をやっていかれた方がよろしいんじゃないでしょうか?」

  

  私「はぁ・・・そうですね、わかりました、ありがとうございました。」

 

 

 と言う感じで、相談を終えたのですが、

 

 

 え、何なん、この担当者。

 

 全然寄り添ってくれへんやん!笑

  

 え、なんか、想像と違ったんやけど・・・笑

 

 

 NPO法人やからもっと「こころの相談室」的な感じで

 慰めてくれて心が軽くなったーーーってのを想像してたのに!

  

 あの人の話を要約すると

「そんなしょうもないケンカで電話してきて何ですか?

あなたがおかしいですよ、

あなたが考え方改めたら済む話です。」

 って言われてるよね?

 

 旦那とのケンカでダメージ受けて相談してるのに、

 そこに「あんたが悪い。」って追い打ちかけられたんやけど。笑

  

 相談窓口に相談してそんなことあるなんて思ってなかった・・・

 

 

あとご意見番的な感じで

上から物申してくる感じがなんか引っかかったよね。

 

 

 なんか、

 

 納得いかんっ!!

 

 あいつ何やねん!

 

 マジ腹立つ!!

 

 

 ってな感じで、

 相談してモヤモヤがすっきりすることはありませんでしたが、

 相談員の人がムカつき過ぎて、

 気がついたら旦那への怒りとか嫌いとかの感情はどうでもよくなってました。笑

 

 

 

 結果オーライと言うわけで、

 その電話の後、旦那が帰宅したころには離婚問題はリセットされて

 いつも通りの感じで旦那と接することが出来ました🌸

 

祝!産後クライシス卒業!

 DIY事件以降、私達は大きなケンカをすることはなく、

 そうしているうちに赤ちゃんは6カ月に入り、

 母乳の出が悪くなってきたので混合をやめて完ミに切り替えると

 生理が再開しました。

 

 それによってホルモンバランスが変わったのか

 ママスイッチ入れっぱなしったのが、

 生理周期によって女スイッチが入るようになり

 「旦那がキモい、旦那キライ」という

 産後クライシス特有の感情がフェードアウトしていきました。

 

 産後クライシス真っただ中の時は、

 「二人目欲しいのに、

 旦那と妊活できそうにない…どうしよう…」

 と思っていたけど、今は

 「生理周期が上手く回るようになったらまた妊活はじめようかな~」

 と思えるようになりました(^^)

  

  産後クライシスを卒業?脱出?して思うのは

 産後クライシスの時はネガティブにしか考えられないけど、

 私が思う乗り越え方は、

 

 ①「旦那がキモい」というのは相手には絶対内緒にする。

   むやみに旦那を傷つけないこと!

 

 ②「旦那がキライ!」というのも相手には言わない。笑

  嫌いの原因は何か?原因についてを話し合うようにする。

  嫌なこと言われたのならそれについて話し合う。

  手伝ってくれなくてイライラするのなら、

  もっと手伝って欲しいと言ってみる。

 

 

 ③「キモい」とか「キライ」とか「イライラする」という

  モヤモヤの感情は旦那と関わりのない人に話してすっきりする。

  もしくは、誰にも見られないメモに書き出してすっきりする。

 

 以上です!

 出産するまでは仲良し夫婦だったという方達なら、

 産後クライシスを乗り越えればまた仲良し夫婦に戻れるはずです!

 工夫してこのネガティブな期間を乗り越えましょう♪

 

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 また次回もお楽しみ♪ 

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